(4)悪いCODが消滅してCODが無害になる

　CODには、水生生物や農作物に有害なものと無害なものとがある。有害なCODは酸欠で腐敗したヘドロで生産されるもので、これは、バイオファンでヘドロに酸素を供給することで簡単に無くすことができる。
　大部分の池の底泥は腐敗気味で、有害なものと無害なCODが、およそ半々の割合で混入しているのが一般である。そのため、底泥が腐敗気味で、腐敗臭や悪いアオコが発生して、魚の死骸も目立ち、芝や葉物野菜に散水できなくなってしまった池に、バイオファンを浮かべてひと月もすると、CODが半減するのが、これまでの事例で実測されている。
　悪いCODに限らない。悪臭も、魚の死骸も、悪いアオコも同時に無くなって、その活きた状態は、10年経過した現在でも維持されている。その輝きは永久である。